Canvaの使い方セミナー in 流山
はじめに
先日、生成AIの飛翔生・千葉支部の皆様を対象に「Canvaの使い方」セミナーを開催しました。このセミナーでは、Canvaでできることの紹介からInstagram投稿画像の作成実演まで、幅広い内容をお届けしました。
また、おしゃれな配色の考え方や有料フォントの活用方法、さらに私が実際に使っているミニキャラの生成AIプロンプトについても共有しました。

セミナー後の交流会では、参加者の皆さんと生成AIの活用について意見交換を行い、非常に有意義な時間となりました。
Canvaでできることとは?
Canvaは、デザイン経験がなくても簡単にプロ品質のデザインが作れる便利なツールです。特に、以下のような用途で活用できます
- SNS投稿用の画像作成:Instagram、Facebook、Xなど各プラットフォームに最適化された画像を簡単に作成
- チラシやポスターのデザイン:印刷物にも対応した高品質な宣伝物の作成
- プレゼンテーション資料の作成:魅力的で分かりやすいスライドデザインを簡単に実現
- 名刺やロゴのデザイン:ブランドイメージを統一した専門的なデザイン
無料版でも十分な機能がありますが、有料プラン(Canva Pro)を利用することで、より多くのテンプレートやフォント、高度な編集機能が使えるようになります。

Canva活用の意外な物として、「ビジョンボード」についてもお伝えしました。ビジョンボードとは将来の夢などを視覚化できるものです。
私は携帯の待受けをCanvaで作成したビジョンボードにしています。
実演:Instagram投稿画像を作ってみよう!
セミナーでは、実際にCanvaを使ってInstagram投稿画像の作成を以下の流れで実演しました
- テンプレートの選択:Instagram投稿用のサイズを選択
- 写真やイラストの挿入:Canvaの無料素材または自分でアップロードした画像を配置
- 文字の配置とフォント選び:見やすく印象に残るデザインになるよう工夫
- 配色の工夫:真っ黒ではなく、#333333などの落ち着いた黒を使用
- デザインの仕上げ:余白のバランス、全体の統一感を確認
- おすすめのCanvaアプリやエフェクトの紹介

Instagramでは視覚的に魅力的な投稿が重要なため、「フォント」「配色」「余白」を意識することがおしゃれに見せるポイントとなります。
有料フォントの活用について
Canvaには無料フォントも多数ありますが、有料フォントを戦略的に使うとデザインの印象が格段にアップします。
- 高級感のあるフォント:ブランドイメージやビジネス向けコンテンツに最適
- 手書き風フォント:親しみやすさや個性を表現したい場合に効果的
目的や対象に合わせたフォント選びがデザインの成功を左右します。
おしゃれな配色の考え方:真っ黒を使わない?
文字の配色では「黒」はよく使われる色ですが、実は「真っ黒(#000000)」はデザイナーが避ける傾向があります。その理由は
- コントラストが強すぎて目が疲れやすくなる
- 全体のデザインが重たい印象になりがち
- 自然な印象が損なわれる
より洗練された印象にするには「ダークグレー(#333333など)」を使うとよいでしょう。また、黒以外の深い色(ダークネイビー、ダークブラウンなど)を取り入れると、より洗練された雰囲気になります。
実際に使っているミニキャラのプロンプト
私は普段、生成AIを活用してミニキャラを作成しています。セミナーでは、実際に使用したプロンプトの一部を紹介しました。
例えば:
シンプルでかわいいミニキャライラスト。優しい表情、髪型はボブ。色は#303030。黒のタートル着用。真珠のイヤリング。何も持たない。上半身のみ。フレーム内におさめる
このように具体的なイメージを指定することで、理想に近いキャラクターを生成できます。Canvaと組み合わせることで、オリジナリティあふれるデザインに発展させることができます。
交流会での生成AIの意見交換
セミナー後の交流会では、生成AIについての話題で大いに盛り上がりました。参加者の皆さんから、AIの活用事例や最新情報を教えていただき、私自身も多くの学びを得ることができました。「AIをどう活用するか」「AI時代に必要なスキル」など、これからのビジネスに活かせるヒントがたくさんありました。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

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